学校長あいさつ

 

愛媛県立新居浜西高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

本校は大正6年(1917年)に創立された新居浜実科女学校をその源流とし、109年の歴史と伝統を有しています。これまで多くの優れた人材を社会に送り出してまいりました。

本校の校訓は、「自律生活」「自主学習」「自己鍛錬」です。これは、徳・知・体の調和のとれた人間形成を目指すものであり、生徒一人一人が自ら考え、自ら学び、自らを高めていく姿勢を大切にしています。生徒たちは高い志を持って互いに切磋琢磨し、自らを高め合えるよき伝統を受け継いで、学習、学校行事、部活動、生徒会活動、ボランティア活動などに主体的に取り組み、豊かな人間性と確かな学力を育んでいます。

また、本校では変化の激しい時代を生き抜くために必要な資質・能力の育成を重視しています。日々の授業はもちろんのこと、探究的な学習や進路指導を通して、生徒が自ら課題を発見し、多くの人々と共に解決策を考える力を伸ばしています。さらに、国際的な視野を持つ生徒の育成に向けて国際理解教育を推進しており、今年度より韓国への修学旅行が始まります。また海外留学や国内英語留学にチャレンジする生徒が増えています。それぞれの夢や志の実現に向けて挑戦する生徒を、これからも教職員全員で支え続けてまいります。

今後とも、本校の教育活動への変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

                   令和8年4月  愛媛県立新居浜西高等学校長 山内 直枝

式辞等

令和8年度第1学期始業式

皆さんおはようございます。今年の春はソメイヨシノもゆっくり咲いて、私たちの4月のスタートを祝ってくれているかのようです。新居浜西高校に我々新転任の教職員も加わり、午後には新入生が入学して、新たなメンバーで令和8年度の始まりです。 

今この場に立って皆さんのやる気に満ちた表情とキラキラ輝く瞳を見ていると、かつてこの西高で、私が担任をした生徒や教科指導で担当した生徒の姿が思い出されます。

それは、国公立の前期の発表後も学校に来て、静かな教室で勉強をしていた生徒。卒業してもなお中期・後期に向けて最後の挑戦に先生と二人三脚で挑んだ生徒。みなさんの先輩は探究心に満ち溢れ、勇敢で、粘り強く、逞しい強い心を持って最後まで自分に向き合っていました。

「何度ももうやめたい、やめようと思った。でも目の前で頑張り続ける友の姿が私を踏みとどまらせた。その真摯でひたむきな姿に何度励まされただろう。一緒に頑張れる友がいたから、私は思ってもみないところまで進むことができた。」

「厳しい結果に自信を無くした時に、「まだ終わってない。これからだ。君ならやれる。」といつも励ましの言葉をくれた先生。先生が信じていてくれたから、最後まで頑張り抜けた。」

 これは卒業式や合格発表の時に生徒からもらった言葉です。限界まで挑戦して自分と向き合ったからこその成長と自信に満ちた先輩の姿がみなさんの目の前にも浮かんでくるのではないでしょうか。

 私自身もそのような生徒の変容に立ち会うたびに、なんてすばらしい仕事をさせてもらっているのだろうと感動を覚えます。その時にフランスの詩人、ルイ=アラゴンの言葉が思い出されるのです。「学ぶとは心に誠実を刻むこと。教えるとはともに未来を語ること。」素敵な言葉だと思いませんか。「学ぶとは心に誠実を刻むこと。教えるとはともに未来を語ること。」 

 これから自分の変容を模索する皆さんに贈る言葉があります。それは、「変化を恐れない」ということです。皆さんはおそらく中学校までは多くの成功体験を重ねてきたことと思います。しかし、高校生活を送る中で、思い描いていたイメージとは違う場面があったかもしれません。思うようにならなくても、当然周囲のせいにすべきでもありませんし、また自分を否定する必要もありません。それはおそらく皆さんにとって体験したことのない新たなチャレンジの扉を開くチャンスなのです。失敗することがあってもいい、間違っていたらやり直したらいい、その経験は必ず皆さんの力となるはずです。西高は、そんな皆さんの挑戦を全力でサポートします。勇気をもって新しい扉を開いて、まだ見ぬ自分と出会ってください。そんな変化を楽しんでほしいと思います。 

最後に、自分を信じ、未来を信じることが、成長の秘訣です。夢を語り、友と一緒に自分自身を高めていきましょう。皆さんがワクワクしながら学び、日々成長してくれることを祈って、式辞といたします。